自分の漫画に対して酷評をして、気に入ってくれた人が興ざめしてしまうような事はしたくないのであまり語らない事にしますが、今回の漫画はあまり上手く描けませんでした。
多分漫画の書き方忘れちゃってるのね。
ということで、今回は裏次郎先生自ら「酷評」されている「エコちゃんは変な子」(エルオー3月号掲載作)をレビュー。
叔父と姪の濡れ場がメインの話です。
【簡単なあらすじ】
・結構いい歳の男が姉に頼まれて小学生の姪っ子「エコ」を預かることに。

・エコはちょっと変わった子供であり、同年代の友人も少ないらしい。
そして最近は相手の仕草や言動をそのまま真似る遊びがマイブーム。
真似される側としては結構ウザイ。
・いくら注意してもその遊びを止めない為、それを利用してエコに悪戯を図る男。
自分が服を脱ぐとエコも脱ぎだし、乳首を弄るとエコも弄り返してくる。

・69の後、スパッツの局部だけ鋏で切り取って挿入→二発中出し。

「スパッツってセックスするためにあるな!!」などと男がのたまう挿入直前のシーン。
著者特有のトリッキーでインパクトのある台詞回しも健在。
【寸評】
冒頭の「変顔+つっこみ」シーンや「真似遊び」などの憎めない仕草を細かく丁寧に描くことで、序盤からエコに対する感情移入を促す手法が取られています。

エロマンガは男性の性的欲求を惹起する為に、ヒロインを都合の良いセクサロイドさながらに描く事も多いです。
本作についてもそういった部分は相当にあるのですが、それに加えてエコの意図や感情、動機なども色濃く描かれているのが特徴。
特にそれが顕著なのは最後の頁。
エコが変な子でいるのはちゃんと訳が有って、それを告げられた男が動揺するシーン。
ここは大変印象的かつ愛らしく描かれているので、是非手にとって読んで頂きたい処です。
また、男と幼女の感情と欲求をしっかり描いた上で、その情欲ごとぶつけ合い貪り合うような濡れ場も実に熱っぽい。

足の指をしゃぶりながらどくどく膣内射精。
紙面から湯気が立ち昇りそうなくらいに熱い交接シーン。
【最後に】
「どこがイマイチなんすか先生、十二分にエロ面白いですやん」というのが偽らざる感想でした。
ただ、裏次郎先生の「酷評」は理想と作品のギャップが埋められないジレンマから来たものなのかもしれません。
ということは、裏次郎先生の頭の中にはさらなる良作の構想が有るのかも。
裏次郎先生の復活を喜ぶとともに、引き続き要注目。
【関連】
□ハラハラませませ妹LOVE!な「はらませ!」などを収録した裏次郎初の作品集 :うらあきば.じぇいぴ~
□あのamazonにさえ認められたエロマンガを、あえてレビューしてみる - 犬の本棚
一冊目「ひよこのたまご」のレビュー。
□まんがさんぽ ■ひよこのたまご (裏次郎)
同上ですが、本人らしき方からコメントが・・・?
□浦井民先生と御免なさい先生のアレコレ:えろまんがとぴっくす
こちらではF4U先生と裏次郎先生を名乗る人たちがコメント欄に出現。
なんかいちゃついてます。
□幼な妻界の日本チャンプ 裏次郎 「ちぃさな恋ゴコロ」発売 - アキバBlog
□ヘドバンしながらエロ漫画! 裏次郎『ちいさな恋ゴコロ』
最新単行本関連。
□ef-labo
著者HP。
□裏次郎作品一覧
こっちでも少し読めます。